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とある休日2日目 1 ページ35

ある日の午後。





ガラガッシャャャャーン!!

涼介「うわぁぁ!!」

ドン!!

涼介の悲鳴と共に大きな音が地下から響いてきた。





雄也「どうした!?」

光「何事!?」

大貴「何したよ!?」

慧「凄い音したけど」

慌てた4人が地下室に集合する。





地下室に入ると大惨事が4人を出迎え、それぞれが反応を示す。

雄也「あぶね」

咄嗟に察知し。

光「うわっ!と」

危機一髪で避けて。

大貴「いってー!」

結局、巻き込まれて。

慧「これは……」

冷静に危険を察知する。





何とか4人はソファーまで避難すると大惨事を引き起こした張本人の不幸を哀れんだ。

雄也「大丈夫か〜?」

光「起きれる〜?」

大貴「怪我はないか〜?」

慧「気を付けてねぇ」





4人の視線の先で派手に転んだ涼介がゆっくりと立ち上がる。

振り向けば、額に痛そうなアザとムスッとした表情の涼介。

それとは正反対に床は宝石の光がキラキラと反射して、まるで何処かのアイドルステージのようだった。





大貴「なあ。これ全部、クリスタルだよな」

足元に転がっているクリスタルを拾う。

涼介「まあね…ぐすっ」

光「何だってこんなに大量にあるんだ?」





クリスタルは月の力を借りて、涼介が創っている。

しかも、1つ作るには結構な力が必要だ。

それなのに床一面に敷き詰められるほどのクリスタル。

いつの間に、しかも何の為に作ったのか。

涼介「う〜ん。転んだから?」

光「ん。答えになってないぞ。涼介」

涼介「?…コホン」

慧「?」

雄也「あのな。大量のクリスタルを作った理由を聞いているんだ」

涼介「あっ。理由ね。ない」

雄也「は?」

涼介「だから、理由はない」

雄也「全然、分からん」

慧「う〜ん。困ったね」

しばらく考え込むと「質問を変えてみよう」と提案した。

大貴「何でクリスタルが散らばったんだ?」

涼介「落ちたから」

大貴「…………」

雄也「そりゃ、そうだよな。落ちなかったらバラバラにならないよな」

慧「え〜と。何が起きたか説明してくれる?」

涼介「うん…コホッ」

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hina(プロフ) - 涼愛さん» 有難うございます。嬉しいです。次回作は…あると思います。 (2021年3月24日 20時) (レス) id: 255c6bfbbf (このIDを非表示/違反報告)
涼愛 - こちらこそこのような素敵なお話を読ませて頂けて光栄です!次回作などありましたら楽しみに待ってます! (2021年3月23日 22時) (レス) id: 538180af25 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 涼愛さん» ほんとですね。誤字を教えてくれて有難うございます。感謝です。 (2021年3月23日 20時) (レス) id: 255c6bfbbf (このIDを非表示/違反報告)
涼愛 - 最後の最後ですみません!スペードのところが裕翔くんになっていて気になったためコメントしました。差し支えなければ訂正お願いします(--;) (2021年3月23日 7時) (レス) id: 538180af25 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:hina | 作成日時:2021年2月8日 21時

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