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3人のやり取りを見ていた涼介が「フフッ」と小さく笑う。

大貴「え?今可笑しかった?」

涼介「いや」

緊張していた涼介の体からフッと力が抜け、口元に笑みを浮かべた。

大貴はどんな緊張した場面でもその場を和ませてくれる。

それが彼を仲間にした理由だった。

慧「話してくれるんだよね」

涼介「勿論、話すけど。理解出来るかなぁ。人間に」

大貴「何か…。自分は人間じゃないって言い方だな」

雄也「いや。人間じゃないだろ」

光「人間じゃないな」

慧「歳をとらない時点でそうだよ」

涼介「確定」

3人からの突っ込みは良いとして、何故か本人からの突っ込みに大貴が口を尖らせる。

大貴「じゃあ。何だよ。あっ。宇宙人?いや。魔法使いって手もあるな」

涼介「う〜ん。ちょっと違う」

大貴「え〜!?俺それ以上は分かんねぇ」

涼介「まあ、話すから黙って聞いて」

大貴「分かった」





涼介「人間の言葉で無理矢理当てはめるなら『宇宙人』『地球外生物』。まあ、さっきも言ったとおり実際はどっちも違う」

涼介が一旦言葉を切ると顎に手を当てて数秒考える。

涼介「……ちゃんとした言葉で言うなら『地球の管理者』?」

全―涼「「……は?」」

4人の頭には当然?マーク。

涼介「実はこの世界には別の世界があって俺はそこからやって来た」

更に増える?マーク。

涼介「その別の世界では地球の管理をおこなっている」





雄也「お前分かるか?」

光「いや。分からん」

大貴「えーと。何の話してたっけ?」

慧「涼介の正体だろ」

話が途中にも関わらず、4人は涼介に視線を止めたまま話す。

そんな4人に涼介は気付かれないようにため息を溢した。

涼介「ほら。理解できないって言ったろ。とにかくさ。続き説明するから」

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hina(プロフ) - 涼愛さん» 有難うございます。嬉しいです。次回作は…あると思います。 (2021年3月24日 20時) (レス) id: 255c6bfbbf (このIDを非表示/違反報告)
涼愛 - こちらこそこのような素敵なお話を読ませて頂けて光栄です!次回作などありましたら楽しみに待ってます! (2021年3月23日 22時) (レス) id: 538180af25 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 涼愛さん» ほんとですね。誤字を教えてくれて有難うございます。感謝です。 (2021年3月23日 20時) (レス) id: 255c6bfbbf (このIDを非表示/違反報告)
涼愛 - 最後の最後ですみません!スペードのところが裕翔くんになっていて気になったためコメントしました。差し支えなければ訂正お願いします(--;) (2021年3月23日 7時) (レス) id: 538180af25 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:hina | 作成日時:2021年2月8日 21時

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