検索窓
今日:6 hit、昨日:11 hit、合計:22,905 hit

5 ページ11

慧「いろいろ調べた結果、それらしいものはこれじゃないかな」

涼介「恐らくこれだろうな。よく分かったな」

慧「でしょう?苦労したもん」

大貴「まあ、確かに原因が分からなくて大変だったけど、ルビーとアレキサンドライトを一緒に使ったら、呆気なく分かったんだよ」

雄也「へ〜。2個使いも出来たんだ」

光「よし!原因が分かったんだ。勿論行くよな」

涼介「当然」

大貴「おっ。怪盗y-ELLOW-voice史上大作戦だ」

慧「ちょっと違うような気もするけど」

光「いや。俺は嫌いじゃないぜ。それ」

雄也「俺もだな」

2人はニンマリとした。





宏太「ちょっと待ってくれ」

複雑な表情をしている宏太。

雄也「何だよ。まさか、この期に及んで俺達を捕まえる…っていうんじゃないだろうな」

宏太「そうじゃない。俺にも何か手伝える事はないだろうか」

大貴「は?探偵が泥棒の手助けするのか?」

宏太「勿論泥棒の手助けは出来ない。まあ、容認するのも探偵としてどうかと思うが。今はそんな事を言っている場合じゃない。手助けは出来ないが他の事なら…」

侑李「僕も!何か手伝いたい!」

圭人「俺も同じだ」

光「どうする?」

困惑した表情で5人はお互いの顔を見合う。

「手伝う」と言われてもジュエリーを持たない彼らには手伝えるようなものはない。

唯一、彼らでも使えるクリスタルはあるがそれは1回使ったら終了だ。

雄也「悪いが…」




裕翔「俺も!」




裕翔の口から勢いよく言葉が飛び出ると8つの視線が一気に彼に注がれた。

裕翔「俺も……手伝う。いや。手伝わせてほしい」

あんなにも涼介を目の敵にしていた裕翔が自ら涼介達を手伝いたいと志願した。

憎しみだけで生きてきた裕翔が変わろうとしている。

宏太達は喜びを感じた。

これから裕翔は憎しみに囚われないだろう……と。

6→←4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
115人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

hina(プロフ) - 涼愛さん» 有難うございます。嬉しいです。次回作は…あると思います。 (2021年3月24日 20時) (レス) id: 255c6bfbbf (このIDを非表示/違反報告)
涼愛 - こちらこそこのような素敵なお話を読ませて頂けて光栄です!次回作などありましたら楽しみに待ってます! (2021年3月23日 22時) (レス) id: 538180af25 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 涼愛さん» ほんとですね。誤字を教えてくれて有難うございます。感謝です。 (2021年3月23日 20時) (レス) id: 255c6bfbbf (このIDを非表示/違反報告)
涼愛 - 最後の最後ですみません!スペードのところが裕翔くんになっていて気になったためコメントしました。差し支えなければ訂正お願いします(--;) (2021年3月23日 7時) (レス) id: 538180af25 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:hina | 作成日時:2021年2月8日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。