2 ページ30
やがて、作業が終わったのか、涼介は手を止めて俺の方を向いた。
涼介「これが資料」
と手渡してくれたのはカード式のパソコン。
カード式は普通のパソコンよりは性能が劣るがそれでも最小限の事は出来るので持ち運びに便利だ。
雄也「何の資料だ?」
涼介「裕翔と侑李がやっていたゲーム」
雄也「えっ」
涼介「雄也兄さんのパソコンにあの2人がやっていたゲームを現代のゲーム機で遊べるように作れるコンピュータプログラムを入れた。これでゲームをプログラム出来る」
雄也「はあ?」
涼介「このコンピュータプログラムとゲームの資料を合わせれば、ゲームを作れる」
雄也「ちょっと待て。俺にゲームを作れって?」
涼介「うん」
雄也「そんな事…」
俺に出来る訳がない。
確かに俺はプログラマーだけど、それとこれとは違う。
涼介「慧兄さんが言うにはゲームを作って、裕翔や侑李と話すきっかけになるんじゃないか、だって」
雄也「あっ」
確かにその方法なら謝れるきっかけになるのかもしれない。
でも、俺はゲームは……。
涼介「昔、雄也兄さんが学校の課題で作ったゲーム楽しかった。だから、雄也兄さんなら出来るって言ってた」
雄也「う〜ん」
確かに作ったけど……。
あの時のゲームは簡単なプログラムだったからなぁ。
でも……。
裕翔と侑李が笑顔になってくれるのなら……。
雄也「やってみるか…」
涼介「うん」
雄也「ところで何であいつが来ないで涼介が来たんだ」
涼介「コンピュータプログラムにおいては自分には無理って」
雄也「あ〜。そっか」
確かに慧には無理かも。
あいつは専門外だからな。
涼介「じゃあ、僕は行くから」
雄也「あっ。有難うな」
涼介「うん」
こうして俺の一大プロジェクトが開始された。
だいき&けーと&ひかる&ゆーと&ゆーり&こーた 1→←ゆーや 1
230人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
hina(プロフ) - 半チャーハン大盛さん» 有難うございます。最後まで頑張ります。ところで私は「様」を付けるほど偉くないので気軽に呼び捨てでいいですよ。 (2019年1月23日 21時) (レス) id: 0f49b991e3 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - JUMPLOVEさん» 有難うございます。お言葉を励みに頑張ります。 (2019年1月23日 21時) (レス) id: 0f49b991e3 (このIDを非表示/違反報告)
半チャーハン大盛(プロフ) - hina様の作品はどれも面白くて、とても続きが気になるような作品ばかりで驚かされてます!!今回の作品も毎日更新を楽しみに待ってます!!体調に気をつけて頑張ってください。応援してます!! (2019年1月23日 1時) (レス) id: d24a986904 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - とても見入ってしまう作品でした!!!更新頑張ってください!!!楽しみに待ってます!!! (2019年1月22日 2時) (レス) id: f4e667ae46 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 渚さん» 2度目のコメント有難うございます。これから色々分かってきますのでお付き合い下さい。 (2019年1月7日 20時) (レス) id: 0f49b991e3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:hina | 作成日時:2018年12月20日 20時