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教育学部は16歳までに習う基礎をさらに詳しく教えてくれる。
要するに教育学部で一般的な教養を習う。
その内になりたいものが見つかって、行きたい学校に行く。
学校を途中で変えてもいいんだって。
裕翔「無理してあと1年半で決めなくてもいいんだ」
侑李「そっか。そうなんだ」
僕の中にあったもやもやが晴れた。
そんなに難しく考えなくても良かったんだ。
裕翔「だからさ。学校選択まで行きたい所がなかったら、一緒に教育学部行こう」
侑李「うん。…………えっ？」
僕の耳は悪くない。
寧ろよく聞こえるほうだと思っている。
だから、聞き間違える事はないと思うのだけれども。
でも、裕翔が言った言葉を疑ってしまう。
侑李「裕翔。今、一緒に教育学部行こうって言った？」
裕翔「うん。言った」
侑李「待って。裕翔は映像関係の学校に行くんじゃないの？」
裕翔「行かないよ」
侑李「行かない？でも、裕翔、カメラ好きじゃん」
裕翔「確かにカメラは好きだけど、将来となると別」
侑李「な〜んだ。僕はてっきり、裕翔は映像関係の学校に行くと思ってた」
裕翔「いやいや。違うって」
僕の早とちりだった。
勝手に裕翔は映像関係の学校に行くと決めつけてた。
侑李「こんなことなら、裕翔に相談すると良かった」
裕翔「そんな事ないよ。俺だって侑李の事がなかったら1人で悩んでいたから」
侑李「悩んでいた？」
裕翔「そう。俺も将来に不安や焦りを感じてた。侑李と一緒」
そうだったんだ。
裕翔「実はさ。同じ悩みを持つ人がいて、その人達は教育学部に行ってるって教えてくれたのは圭人兄なんだ」
侑李「圭人兄？」
裕翔「そう。昔、圭人兄の友達にそういう人がいたんだって」
侑李「そうなんだ」
裕翔「因みに大ちゃんから『お前ら同じ事で悩むなんてさすが双子だな』って言われた」
裕翔がその時の事を思い出しているのかクスクス笑う。
うん。
僕も想像出来る。
そう思ったら、僕もクスクス笑ってた。
凄く気が楽になった。
侑李「有難う。裕翔。凄く安心した」
裕翔「うん。まだ、世界の浄化に不安はあるけど、でも、大丈夫だよな」
侑李「うん。大丈夫だよ。信じて考えて行こう。僕達の未来」
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hina(プロフ) - 半チャーハン大盛さん» 有難うございます。最後まで頑張ります。ところで私は「様」を付けるほど偉くないので気軽に呼び捨てでいいですよ。 (2019年1月23日 21時) (
レス) id: 0f49b991e3 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - JUMPLOVEさん» 有難うございます。お言葉を励みに頑張ります。 (2019年1月23日 21時) (レス) id: 0f49b991e3 (このIDを非表示/違反報告)
半チャーハン大盛(プロフ) - hina様の作品はどれも面白くて、とても続きが気になるような作品ばかりで驚かされてます!!今回の作品も毎日更新を楽しみに待ってます!!体調に気をつけて頑張ってください。応援してます!! (2019年1月23日 1時) (レス) id: d24a986904 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - とても見入ってしまう作品でした！！！更新頑張ってください！！！楽しみに待ってます！！！ (2019年1月22日 2時) (レス) id: f4e667ae46 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 渚さん» 2度目のコメント有難うございます。これから色々分かってきますのでお付き合い下さい。 (2019年1月7日 20時) (レス) id: 0f49b991e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hina | 作成日時：2018年12月20日 20時
