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煙鴉の犯行とされる2年前の事件捜査の計画をしている中、次は左門さんが取り調べを行うようで鯨岡さんに話している



「あいつは俺の名前を知っていました。こちらの情報を何かつかんでいてからかっているのかも」


「確かに」


「大事なのはヤツが煙鴉という確証。その為には秘密の暴露です」


「煙鴉しか知り得ない秘密を吐かせる」


「揺さぶってやりますよ」



ーーー


ー取調室ー



「よう、煙鴉さん」



左門さんが取り調べをしている隣の部屋で鯨岡さんと皇子山さん、私で様子を見る



「ん?スピーカー調子悪いな」


『ハラミ?』


「よく聞こえなかったけど…激しく動揺してるわ、左門さん」



少し経つとこちらに来る左門さん



「完黙?完全黙秘?」


「貝のように口閉ざしてます」


「いや…何かしゃべってたよね?」


『ハラミ?ハルミ?って聞こえましたよ』


「空耳だ。手強いぞ、ヤツは」


「チッ 俺がいく」



皇子山さんが舌打ちをして、取調室へ向かう

▽→←偽煙鴉



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作者名:mata.nab | 作成日時:2019年11月28日 14時

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