ドロと刑と虹と2 ojym 【完結】 (ページ22)

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次の日出勤すると斑目くんが昨日バーのマスターから受け取ったとされるコースターに書かれた名前を細面さんが調べていた

「え～阿川義一氏は元裁判官。今は法律事務所の団体顧問をやっておられます。自宅は世田谷区。仕事先の団体は港区のオフィスビルにあります」

「自宅は一軒家、忍び込もうと思ったらどっからでも入れる感じやな」

『オフィスも一緒ですね』

「一応ガードマンが緩いっちゃ緩い。入ろうと思ったら入れる」

「その丸のマークは何？」

今回のコースターには名前の下に黄色のマーカーで丸が描かれていた

「あ～いろいろ考えたのですが、「満月」って事じゃないでしょうか」

「次の満月は？」

「本日です」

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その夜、自宅と会社に別れて左門さんは自宅で他の5人は会社で張り込む

「左門さんからで阿川さんはもう自宅です。家族5人と一緒だそうです」

「片やこっちは警備員2人か」

「このビルに一体どんなお宝が眠ってんねん」

ちょうどビルに入ろうとしたところで停電になる

「ライトお借りできますか？電気の復旧大至急でお願いします」

「はい！」

さらに手分けして阿川の仕事部屋へ急ぐ