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車の中、鳥飼和子は不安そうな顔をしている美希ちゃんに話しかける
「緊張してんの…?」
「いや…まぁ…」
「怖い?犯罪者が真横にいて、あなた何年目?」
「からかうな。腰掛けだすぐに辞める。」
「へぇ〜、そ〜う。でもかわいいもんねぇ。刑事とかって柄じゃないね、確かに」
『静かにしてくださいね〜』
「フッ」
ー1件目の家に到着ー
『斑目くん、カメラ』
「あっはい」
「あ〜らよく働くはねあの子、アルバイト?」
宝塚さんは被害者の方に話をしに行く。時々斑目くんがカメラ小僧みたいになるが順調に引き当たり捜査を進めて行った
次は休憩の為、信濃北署に移動しようとしたところ、キャー!と叫び声が…すぐ被疑者宅へ戻る
「どうした!?」
みんな呆然としている。目線の先を見ると被疑者が美希ちゃんの背中をさすっていた
『美希ちゃん…?』
「あ〜ごめんごめん、この子気分悪くなっちゃってさぁ。大丈夫?」
『すみません、美希ちゃん立てる?掴まって?』
被疑者は皇子山さんに任せて美希ちゃんを支えて車に戻る、車の中でだいぶ落ち着いた様で信濃北署に移動し休憩をする
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作者名:mata.nab | 作成日時:2019年11月23日 9時