▽ ページ31
係長に斑目くんから報告していると急いだ様子で皇子山さんが入ってくる
「調べてくれ!直近の殺人事件一軒家だ!」
「一軒家?かしこまり!」
細面さんと美希ちゃんは皇子山さんのストッキング事件を調べていた為すごいびびりようだ
「出ました。え〜3日前です。世田谷区富士見台4の3。北白川耕三さん78歳」
「一人暮らしか?」
「そのようです!」
皇子山さんが車借りるぞと言って走り出そうとしたところで鯨岡さんが止める。斑目くんも一緒にいってらっしゃい。犯人捕まえるのよ!
そして夜、殺人現場の窃盗で東村を逮捕した
ーーー
「足が悪くなってしょうがなく、ニュースで殺人事件を見てはそこへ盗みに入ってたようです」
「殺しの現場は発生からしばらくは鑑識が入ったりで立ち入り禁止になる。2〜3日で現場検証が終わったら通常は規制線も外れ遺族に引き渡される。ところが東村が侵入した家は被害者に身内がいなかった。
つまり検証が終わって警察官がいなくなっても規制線が張られたまま、ただの空き家になってたんだ。ヤツはそれをいいことに被害者の遺品を盗んでいた」
「余罪は20件近く。それで罪悪感からいつも壁に向かって手を合わせてたのか」
「ズボンの血痕も現場で付いたものだろう」
中で何が行われていたか知らないが、取調室から出た斑目くんと東村さんは表情がスッキリしていた
125人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:mata.nab | 作成日時:2019年11月23日 9時