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「代わろうか?」
斑目くんの飲み友達という自称ジャーナリストを皇子山さんが連れてきた
「ふっ」と笑いながらダイヤルに手を置き目を閉じて驚く程のスピードで鍵を開けていたが、突然動きが止まった
「全部開けたら俺をしょっぴくつもりだろ」
「少なくとも詳しくは事情を聞く必要があるようだ。まずは金庫破りをどこで覚えたのか」
ーーー
巨大金庫が開き急いで中に入る
「斑目くん?しっかりして」
「大丈夫か?おい」
『斑目くん大丈夫?』
「大丈夫だ呼吸が戻ってる」
「しぶといな生きとるわ」
「みんな…助かった」
「係長が長野までヘリ飛ばさせてあの副支店長連れてきてん。で、暗唱メモで開けたってわけや」
「途中まではお前の飲み仲間が開けてくれたよ」
「でかしたなこの子挙げたら余罪いっぱい取れる。あんたの大金星や。とりあえず金塊盗もうとカバンに入れたのあんたやな、刑事が見ててん」
「俺…見てません」
『え?』
「その前に仲間に頭殴られて、本当に見てないんです」
「いや、そやけどな。金庫はあけたんやろ?」
「それも別の仲間です。それは現認しました。彼はただ金庫のキーを破るアプリを作っただけじゃないでしょうか?」
彼のことを庇っているように見える
「とりあえず続きは本署で聞こう」
「そやな、わかった。ほな上連れてこ」
宝塚さんと左門さんが男の子を連れて行く
『斑目くんドラクエ好きなの?』
「はい、Aさんもやるんですか?」
『学生の頃よくやってたよ〜当時付き合ってた彼氏がゲーマーでね、ふふ』
「は!?ゲーマー…」
「どうしました?皇子山さん」
「いや、なんでもない」
.
ゲーマーに特に意味はないです
.
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作者名:mata.nab | 作成日時:2019年11月23日 9時