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ダイヤルキー ページ17
「これは早く開けるしかねえな」
「あいつ細いし呼吸少なそうだから2〜3日持つんじゃないか?」
「いや、深海の特殊生物やないんやから」
その時勝手田さんが走りだす
「どこ行くん?」
「ちょっと山梨まで車飛ばして来る!」
「地元の所轄に頼んだ方がいい」
『行っちゃった』
「電子ロックは壊されてあとはこのダイヤルキーでしか開かへんのか」
「多分そうだろ」
『ダイヤルキーって音で分かるっていいません?』
「開錠した瞬間一瞬音が変わるってやつか?そんな回す回数無限に近いし不可能じゃないか?」
「音?」
『あ!美希ちゃん絶対音感持ってるよね?!』
「あっはい、やってみます!」
それからずっと美希ちゃんはダイヤルに耳を当てて鍵をあけようとしてくれている
その時、皇子山さんがどこかへ走り出す
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作者名:mata.nab | 作成日時:2019年11月23日 9時