最強少女(あくまで一般人)の話【ONE PIECE】

story 47 「イイやつ」 ページ47

「てめえ、俺に逆らうとは、いい度胸してんじゃねえか！！」




ドフラミンゴは鎖や錠につながれたままの私に、攻撃をかましてきた。


細い糸が飛んでくる。




ヤバイ。


これ絶対、切れ味イイやつ(確信)。




本能的にそう感じた私は、とっさに錠を引きちぎり手を前にかざした。


そして力を込める。


すると飛んできていたはずの細い糸は、私に届くことなく消えた。




「…ほう。これが『ヤミヤミの実』の力」


「なんで知ってんだよ」




私はドフラミンゴの言葉と、錠を引きちぎった己の馬鹿力に驚きを隠せない。




いやこの驚きは、ほぼ馬鹿力に対してだ(真顔)。




すると突然、ドフラミンゴは笑い出した。




ついに、イカれちまったのか。




「フッフッフッフッフッフッ！！！
想像していたよりも、強力な能力だな。
ますます気に入った！！
その『ヤミヤミの実』の能力を全て開拓してやる」




おい、その身なりで『開拓』とかやめろ。


セクハラだ(真顔)。

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