最強少女(あくまで一般人)の話【ONE PIECE】

story 43 「お決まり」 ページ43

「フッフッフッフッ！！」


「ドフラミンゴ！静かにせんか！」


「フッフッ。すまねえな。
なにぶん、機嫌がいいもんで」




このクソみてえな会議が、終わったと同時に、俺の作戦は決行だ。









現在時刻は午後６時。




「しまった」




私は自室のソファの上で、珍しく頭を抱えていた。


というのも、クザンさんから会議が始まる時間しか聞いてない私は、いつそれが終わり、いつ部屋から出ていいのかわからない状態なのである。


そんな時に限って腹が減り、そんな時に限ってパンのストックを切らす。


なんともお決まりのパターンだ。




まあ、言わなかったクザンさんが悪いってことで(真顔)。





私はパンを調達しに、こっそり部屋を抜け出そうとした。


その時…




不意に「コンコン」と、ドアがノックされた。




会議終わったのか？




私は空腹からか、ドアの向こうの相手を確認せず、(クザンさんかと思って)何のためらいもなしにドアを開けた。


が、すぐに締めようとした。


しかし、遅かった(真顔)。




「フッフッフッ！見つけたぜ？」




…これ、ヤベエやつだ(確信)。




そこからの記憶は、ない。

story 44 「クソッ」→←story 42 「"それ"」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す