最強少女(あくまで一般人)の話【ONE PIECE】

story 30 「なにやってんの」 ページ30

次の日の朝、私の部屋に朝ごはんを届けに来たクザンさんが、突然こんなことを言い出した。




「よし、嬢ちゃん。
俺がこの海軍本部を案内してやる」




いや、結構です。


眠いし。


しかもお前…




「書類、残ってるんじゃねえの？」


「な！？なんでそれを…」


「昨日の夜、部屋で誰かに、提出期限を守れって怒られてたじゃねえかよ」




お陰で１回目が覚めた。




「し、知らねえな」


「あ、そう。
まあ、結局怒られんのはクザンさんだから私には関係ないけど」


「じゃあ、回ろうか」


「寝たいからパス」




私はクザンさんが持ってきた朝食の四分の一くらいしか食べずに、そのまま再びベットに向う。


しかしその瞬間、一瞬にして部屋が寒くな
った。


クザンさんの方を見ると、地面に手を当てて力んでいる。




なにやってんの(真顔)。




「少しはお兄さんの言う事聞きなさいよ。
それとも、ここ極寒にしてやろうか？」


「それはやめろ」




私は、寒いのが大の苦手である(白目)。




私は渋々顔を洗い、歯磨きをし、着替えた。


もちろんクザンさんは部屋の外に追いやった。

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