最強少女(あくまで一般人)の話【ONE PIECE】

story 26 「バリバリ」 ページ26

「少々手荒な真似をした。
すまんな、A君」


「いえ、別に」




なんで私の名前知ってんの？


あ、知ってるから連れてこられたのか。


まあそれはいいとしても…


なんで煎餅食ってんの？


バリバリバリバリうるせえんだけど。




「私はセンゴク。
海軍で１番偉い、元帥だ」


「そうですか」




大の大人、いやジジイが自分で偉いとか言うなよ。




私がこんなことを思っているとは知る由もないセンゴクは、続ける。




「それから、お前をここまで連れてきたその男は大将のクザン。
大将ってのは、私の次に偉い地位だ」


「センゴクさん、勘弁してください。
照れるんで」


「……………(無視)」




へえ、なるほど。


私は今、海軍のトップとＮｏ.２に挟まれているわけだな。


なるほど、なるほど。


って、納得できるか。




「どうして私がここに？って思っておるな？」




海軍てのは、なんだ。


エスパー集団かなんかなのか。


怖えんだけど。




「まあ、そんなところですかね」


「なら誤魔化しても仕方ない。
単刀直入に言おう」


「はい」


「海軍に入らないか？」

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