最強少女(あくまで一般人)の話【ONE PIECE】

story 24 「(以下略)」 ページ24

私は勝手に船内に入り、その辺にあったソファに横になる。




「あらあら、酔っちゃった？」


「……………」




こいつ、ほんとどこにでもついてくんのな。


めんどくせえ。




「今、俺のことめんどくせえって思ったでしょ。
顔に書いてあるよ」


「うぜえ」


「ひー怖い」




ちょっとこいつ、どうにかしてくんね？









それから約１週間くらい経って、ようやく船が止まった。




「嬢ちゃん、着いたよ」




クザンさん(教えて貰った)が、私のところにやって来た。


手には何やら物騒な物を抱えている。




「ごめんね。
ちょっとの間だけ、これつけてくれる？」


「は。嫌に決まってんだろ」


「ですよね。じゃあいいや」




え、いいのかよ。


いいなら最初から言うな。




クザンさんは白い手錠をポイッと投げた。


船内から出ると、目の前にはでっかい建物が。


カモメみてえのと、変な文字が書いてある。




読めねえの？って思ったや(以下略)。

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