最強少女(あくまで一般人)の話【ONE PIECE】

story 12 「まじかよ」 ページ12

「こいつか？
あのガキどもと一緒に暮らしてるっていうのは。
それにしても、てめえらなんで倒れてんだよ」


「ほっとけ。
確かに間違いねえ。
必ず金のありかを吐かせてやる」




こいつらに持ち上げられ、どこかに連れていかれながら、私は冷静に考える。




こいつらの言うガキどもって、ルフィ君・サボ君・エース君のことか？


ってか、金のありかってなんだよ。


私はこれから、そのことで何かされんのか。


…まじかよ。




もうどうにでもなれ、そう思い私はとりあえず寝ることにした(真顔)。









「Aーーーーー！！！
返事してくれーーーーー！！！」


「おいルフィ！
でけえ声出すな！動物が寄ってくる！」


「Aーーーーー！！！
死んでねえよなーーー！？！？」


「お前、いい加減に………！！？」




森を抜けたところに広がる景色に、俺は目を見開いた。


海賊が十数人気絶している。


近くには血のあと。


そして、そこにはあいつの靴が片方だけ。


それを見たルフィは、また泣き出した。


が、今はそれも耳に入らない。


よく見ると、血のあとがどこかに続いてる。




「ルフィ！行くぞ」


「う"、う"ん」




俺たちはその血をたどって、歩き出した。

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