・3 大月side ページ4
私は、小、中、高と、学校に行かずに育った。
だって、学校に行かなくても、大学の教授以上に頭が良いから。
無駄なお金と労力を、使いたくなかったからだ。
─両親は、私が幼い頃、共働きだったが、気がついた頃には、親は二人とも、常に家にいた。
まだ幼かった私は、長期休暇の一つだろうと思っていた。
──だが、違かった。─……
両親は、仕事も辞め、犯罪にてを染めていたのだ。
最初のうちは、両親は優しかったものの、次第に、家に居るときも機嫌が悪くなっていき、私に虐待をするようになった。
家に居るときは、酒を飲みまくり、暴力やら罵声やらを浴びせられ、そとに出掛けたと思えば、1ヶ月近くもどこかに言って帰ってこず、帰ってきたと思えば、また暴力やら暴言を…。
それが、約2年も続いた。
唯一、良かった事と言えば、学峯おじさんが居たことだ。
両親が家にいないときは、おじさんの家にお世話になっていた。
でも、一回だけ、死にかけたことがあった。
親に、これまで以上の暴力を受け、命の危険を感じたときに、おじさんが助けに来てくれたんだ。
すぐに警察に通報してくれて、私は保護され、親は警察に捕まった。
詐欺や殺人、窃盗など、本当に色々な犯罪を、両親は犯していたのだと、おじさんから聞いた。
─もう、あんな人たち、親とも思いたくない。
同じ人間であってほしくない。あんな非人道的な奴ら…。
その後両親は、すぐに死刑になったそうだ。当たり前だと思う。
死ぬのよりも苦しい罰を与えてほしかった程だ。
だって、沢山の人の人生を狂わせたのだから…。
殺された人や犯罪に巻き込まれた人たちも勿論そうだが、一番はこの私。
─……大月 Aの人生を狂わせたんだ…っ!!
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碧桜華 *あすちー*(プロフ) - 真美さん» ありがとうございますぅぅ!!!はい!分かりました。お優しいですね(*´`*) (2018年3月15日 17時) (レス) id: e9df0ff943 (このIDを非表示/違反報告)
真美 - とっても面白いです。 更新、頑張ってください。 私も自分の作品を更新しました。 あの…大丈夫な時に読みに来てください。 (2018年3月14日 21時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
碧桜華 *あすちー*(プロフ) - 真美さん» ありがとうございます!!はい!毎日見に行きます(*´`*)全然、遅くなんかないですよ!私に比べたら…。 (2018年3月11日 10時) (レス) id: e9df0ff943 (このIDを非表示/違反報告)
真美 - 碧桜華 *あすちー*さん» いえいえ! また、読みに来てくださいね! о(*´∀`*)_ 亀ちゃんですが…(汗 (2018年3月11日 10時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
碧桜華 *あすちー*(プロフ) - 真美さん» ありがとうございます!!はい!無理せず自分のペースで更新頑張っていきますね!!面白いと言ってくださって本当に嬉しいです(*´`*) 真美さんの作品、読ませていただきました!!とっても面白かったです!更新頑張って下さい!応援してます!! (2018年3月11日 9時) (レス) id: e9df0ff943 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:碧桜華 *あすちー* | 作成日時:2018年3月4日 21時