独占欲 ページ43
彼女の唇に自分の唇を押しつけると、ソレは
形に習って柔らかくへこみ
離すと、名残惜しそうに
余韻を残して離れた。
吸いつく感触と甘い香りが
脳味噌まで痺れさせてるみたいだった。
何回しても、飽きない。
むしろ、回数を重ねるごとに
もっとしたいという欲求さえ生まれてくる。
最近触れてなかったからだろうか。
Aの身体がいつもよりもずっと
柔らかくて壊れてしまいそうで。
ゆっくり優しく触れたいのに
頭と体が思うように動かない。
「A…Aっ…。」
遠くで聞こえる雨音と
お互いが絡みあう水音が溶け合って
部屋の中に大きく響く。
時間が経つにつれ、荒くなる息と
とろけそうな彼女の瞳が
どうしようもないくらい俺を駆り立てる。
唇だけでは足らず、シャツのボタンを2つ外して
ソコから首にかけて夢中で吸いついた。
滑らかな肌に付ける痕は
言い表せないほど気持ちいい。
Aは俺のものなのだと
言い表さなくても分かる所有権。
白い肌にくっきりと
赤い華が一輪咲く。
鎖骨の辺りに指を這わせると
彼女はぴくり、と震えた。
「ココ…?」
吸いつくと、さらに声にならない
吐息を震えながら出すのがわかる。
ごめん、だめだ。
抑えられそうにない。
今日の彼女は、いつもに増して
妖絶な雰囲気を纏っていて。
騙されているんじゃないかと思うくらい
普段の彼女とは180度違う。
余裕なんて、全然無いんだ。
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ぺりーぬ。(プロフ) - みきてぃさん» コメントありがとうございます!!そんなこと言っていただけるなんて。緊張と興奮で心臓は張り裂けそうです笑最高の褒め言葉ですカムサハムニダ〜!!わたしもみきてぃさんの一言でとっても励まされますTT (2016年3月18日 17時) (
レス) id: cc7ef5f842 (このIDを非表示/違反報告)
みきてぃ - 更新ありがとうございます〜〜！もう嬉しくて最近の嫌な事、全部吹き飛んじゃいます！ (2016年3月18日 0時) (レス) id: 80f9c61c84 (このIDを非表示/違反報告)
ぺりーぬ。(プロフ) - ようこさん» コメントありがとうございます!!本当にありがとうございます涙ご期待に添えるよう、これからも精進していきたいと思います＾＾ (2016年3月14日 22時) (レス) id: cc7ef5f842 (このIDを非表示/違反報告)
ようこ(プロフ) - お帰りなさい(*^^*)急がず焦らず！ゆっくりでよいです。まったりとお話に浸透していきたいです！楽しみにしてます。 (2016年3月8日 21時) (レス) id: 5f66db29c1 (このIDを非表示/違反報告)
ぺりーぬ。(プロフ) - みきてぃさん» 長い間、コメントを返せなくて本当にすみません…汗 そんなこと言っていただけるなんて本当にうれしいです涙これからもどうぞおろしくお願いします＾＾ (2016年3月8日 21時) (レス) id: cc7ef5f842 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺりーぬ。 | 作成日時：2015年7月6日 23時
