寺西と諸星 ページ5
*
そしてチャイムが鳴って、井ノ原先生が教室に入る。
井ノ原「お前らに、新学期最初のプレゼント！大量にあるよ〜」
とりあえず、教室がざわつく。
いったん、先生は廊下に出て ガラガラという台車を押す音みたいなのが聞こえる。
井ノ原「教科書だぞ〜！！」
みんなのブーイング的なのを先生は一切無視して 教科書を配り続けた。
高校の教科書、めっちゃ多いじゃん
教科書を配り終えて、名前も書き、やっとのことで帰れることに。
井ノ原「はーい、忘れものすんなよー！ はい、起立 気をつけ 礼！ さよーなら！」
入学式とHRしかないし、2時間くらいで学校は終了。明日から授業が始まる。
渚「このあと、どっか寄る？」
A「渚がおKなんだったら、私はいいよ〜 どこ寄る？」
北斗「渚、俺ふつーに帰るわ。飯いる？」
渚「あーー、Aと食べて帰るからいらない。」
北斗「はいはい。」
そう言って、松村北斗は帰った。
渚「じゃー、あたしらも帰ろ。」
ということで、渚の提案により 近くの公園のベンチに座ってる。
渚「うわ〜 ぽかぽかしてる。」
A「だねぇー(笑)」
まったりとしていると、どこからか聞き覚えのある声が…
？「あー！ 松村渚と長野だ！」
この大声は、
A「諸星？」
諸星「ピンポーン！ あと、テラもいる！」
寺西のことかな？
あ、寺西だ
寺西「どーもー。」
どうやら私たちは、ふたりの帰り道に通る公園で過ごしていたらしい。
'ちょっと待ってて〜' と、諸星。
なぜか、諸星と寺西がこちらにやってきた。
諸星「俺らもまぜて〜」
寺西「え？ 俺も、'俺ら' に含まれてる感じ？」
諸星「そりゃ そーだろー テラ！」
渚「諸星は、寺西のこと テラ って呼んでんの？」
諸星「そうだよ〜」
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作者名：紫色シャーペン | 作成日時：2018年2月24日 9時
