もう1つの壁 ページ11
*
渚「強制とかじゃないから、萩谷の意志で決めてほしい。」
萩谷「……よし。 俺、入る！」
萩谷以外「「「まじで？！」」」
萩谷「だから、そんな驚く？(笑)」
A「やった！！ ありがと萩谷！」
萩谷「なんかさ、萩谷 ってのもなんか壁感じるからさ メンバーのことなんかあだ名か名前でよぼーよ！」
メンバーっていう響きが、なんともいない心地よさ。
やっと仲間ができたんだって思うと、とても嬉しい。
渚「じゃー、あたしは 萩ちゃん，A，テラって呼ぶわ。」
寺西「俺は、A，萩ちゃん，渚って呼ぶ〜」
A「私は、…うーん… 萩ちゃん，テラ，渚って呼ぶ！」
萩谷「俺は、A，テラ，渚って呼ぶねー」
A「よし！ 決まりだね」
ようやく決まった…と思っていたら、渚がストップをかけた
渚「待って待って！！まだベースいないじゃん！！」
あ、忘れてたーーーーー！
ベースって、バンドで超いるんだよ！！
萩谷「ほんとだ！」
萩ちゃんも忘れてたんかい
寺西「なんか、ベースやってるやついなかったっけ？ あのー、自己紹介ん時にだれか言ってたよーな…」
萩谷「あーーー！ 松村北斗！ 渚の双子のお兄ちゃんだよね」
松村北斗か。なるほどーー
渚「…あ、ほんとだ」←忘れてた
A「じゃあ、一回誘ってくる！」
渚「男子陣は、まってて」
萩谷，寺西「りょーかい」
渚と2人で、松村北斗の席へ向かう。
そして、
渚「北斗ー。 まーた本読んでんの？(笑) 少しは友達とでもたわむれたら？」
北斗「うるせーよ渚ー。 俺は好きで読んでんだから。」
ごくり…
渚「あっ！ 北斗北斗ー。」
北斗「なに？」
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作者名：紫色シャーペン | 作成日時：2018年2月24日 9時
