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王様ゲーム ページ42

そろそろ大人達もほろ酔いになってきた頃だし、大丈夫だろう。
スっと立ち上がり、声を上げる。


「さぁさぁ皆さん、1つゲームをしようじゃありませんか」
「「ゲーム?」」
「王様ゲームやりましょーぅ!!」


ルールを簡単に説明する。

こういうのに絶対参加しなそうな紅丸や中隊長さんも混ざってくれるらしい。お酒の力か.......



「はい、ではでは」
「「王様だーれだ」」
「.......私です」


1回目の王様 アイリスちゃん

「そうですね.......7番が3番をお姫様抱っことか.......?」
その言葉で、マキちゃんが中隊長さんをお姫様抱っこしていた。
すかさず写真を撮る。

「マキ、下ろせ」
「.......はい」
「.......次。」




2回目の王様 ヴァルカンくん

「えぇ.......じゃあ1番が12番の頭を撫でる」
大隊長さんが紺炉の頭を撫でる。

「意外な組み合わせ.......」
「......不思議な感情になる.......」
「もう少し見ていたい気もするけど.......はい次ぃ」




3回目の王様 リヒトさん

「5番が9番の頬にキスとかどうっすか?」
「.......9番は誰だ.......」
「カリム.......私」


チラリと紅丸を見るが、だいぶ酔ってるらしく気にして無さそう。代わりに何故かマキちゃんと環ちゃんが近くまで来て見てきた。

「カリム.......サッと終わらせよう.......」
「.......ラートム.......」

頬に柔らかい温もりが当たると同時に、歓声とシャッター音が聞こえてきた。

「後で送りますね」
「マキちゃん.......はぁ.......次。」




4回目の王様 私

「2番、13番にバックハグ」
「ゲッ.......」
「13番は森羅のようだな」

森羅くんの背中からハグをする火華。
本命が来た事により、思わず連写した。

「撮りすぎです!次行きましょう!」
「え?私もう満足」
「何言ってるんですか!終わらせません!」




5回目の王様 アーサーくん

「俺が王だ。」
「良いから早く言えよ」
「3番と6番がポッキーゲーム」
「私と.......」「俺か?」

ここに来てまさかの環ちゃんと紅丸.......
紅丸はルールが知らないらしく、森羅くんから説明を受けていた。

「Aさぁん.......」
「まぁポッキーゲーム=キスじゃないし、頑張れ」

紅丸も笑顔のままでポッキーを咥えてる。
まぁ確かに複雑ではあるけど、さっき私も頬にキスされたしまぁ2人がキスしても仕方ない.......

2人同時に食べ進め、後2センチって所でほぼ同時に
離していた。


メンバーも一巡したし、王様ゲームは幕を閉じた。

想い→←カリム



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設定タグ:炎炎ノ消防隊 , 新門紅丸 , 転生   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ぴぃ | 作成日時:2020年12月15日 21時

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