現実はそんなに綺麗じゃない。 (ページ6)

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海人「はーいまずは、自己紹介！
高橋海人、23歳、ダンス教室で先生してまーす彼女募集中でーす、はい次、紫耀！」

紫耀「あ、えっと…平野紫耀です海人とは高校の同級生でタメで…
いろいろバイトしてます、よろしくお願いします。」

ミレイ「はいじゃあ次私！
山田ミレイ、23歳、アパレル業界の会社員です」

「えっと…
岸A、ミレイとは高校と大学の同級生で
不動産屋の受付やってます！」

海人「うお〜ミレイちゃんにAちゃん！
タメかな？23は、今年？今年23歳の人？」

ぱちぱちと拍手しながら海人くんはニコニコしていて
話をしているうちに私たちは同い年で
割と地元も近いことがわかった。

会話とお酒とカラオケで、
あっという間に始発の時間で。
とはいってもほとんど歌ってはなかったけど。

ミレイは海人くんと
わたしは紫耀と、LINEを交換し
カラオケ店からでて駅に向かった。

海人「今日はちょーたのしかった♪またのもうね！
俺と紫耀は下りで二駅だからあっちにのるね」

紫耀「ありがとうね、
また連絡する！！」

2人と別れて上り電車にミレイとのりこむ。

ミレイ「うーん海人くんありだなー！
でもなんかナンパが手馴れてる(笑)
そこだけは気になる！(笑)」

「まぁたしかにすごい自然に
カラオケいっちゃったもんね(笑)」

これが私たちの出会いで、
そこから連絡とるようになり、
仕事の終わりに2人で食事をしたり、
そして二人きりの3回目のとき、
紫耀から告白されて付き合うことになった。