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紫耀「ねえ、A結婚したら、
平野Aって、結構響きよくない？」
日曜日の昼下がり。
隣で寝転びながらスマホで姓名占いを始めた紫耀は、
ニコニコしながら私に声をかける。
「うーんまあね？
でも岸って結構気に入ってるから岸紫耀もなしではないな(笑)」
紫耀「なしではないけど！
でもやっぱり好きな子を平野にするのが
平野の憧れでもあるじゃん
平野ファミリー♪」
嬉しそうに未来の話をする彼の横顔は
見慣れることもなく美しくて。
彼とのの子どもは可愛いだろうなぁなんて
私も未来を想像するようになっていた。
紫耀と付き合って、どのくらいがたっただろう。
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作者名：みれい | 作成日時：2019年1月10日 10時
