16 ページ16
『すごく綺麗…』
海を見たのはいつぶりだろうか
「そうだろう。昔よくここに来てたんだ。何か辛い事とかあったら…なんだかその、辛いこととかも吹っ飛ぶくらい楽になるんだ」
降谷さんの言ってる事わかる気がする。
退院してもまたあの恐怖が蘇る…
暗闇しかなかったあの部屋のこと…
だけどそれを忘れるくらい綺麗な海。
こんな街にこんな綺麗な場所があっただなんて。
『本当に綺麗ですね。不安なんかなかったような気分になります。』
私もまたこの場所に来たい。
「ここへ来る時は最愛の人が出来てから来ようと思ってたんだ。そして今やっと連れてこれた。」
『それって。どうゆう意味ですか…?』
「好きだ。A」
え。今降谷さんが私に好きって言った…?
「嫌…だったか…?」
『い、嫌なんかじゃないです!私も同じです!』
そう言った瞬間、降谷さんはクシャッと笑顔をした、
「なら、言ってみてくれ。その気持ち。」
『…私も降谷さんが…好きでっん!!!』
言ってる途中に降谷さんに抱きつかれた
『ふ、降谷さん…!』
「…ごめん…嬉しくて止めれなかった… 」
それでも離そうとしない、降谷さんに私も抱きついた。
『これ、夢じゃないんですね…』
「当たり前だ。これからは絶対何があっても守るから…もう辛い思いはさせない…」
『私も何があっても降谷さんから離れません。一生ついていきます。』
「A…」
降谷さんの顔が近づいてくる…このままキスする…
『待って!』
と降谷さんの口を抑えた。
「ど、どうしたんだ…」
『その、緊張でキスができません…』
降谷さんとキスとか死んじゃう…。だって近づくと余計かっこいいし、そんな人とキスなんてできない…
「知るか。」
と隙を抜いてキスをされた。
『んっ!…』
かなり長くキスをされた。
『…降谷さんの悪魔…』
「そんな顔も可愛くて仕方がない」
『バカにしないでください!』
そう言って笑いあって
車にもどった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なんかあんまりキュンとこない感じですいません(´・ω・`) 頑張ったのですがこれが精一杯でした…。
38人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
イワナガ - とても素敵でした。安室さんが好きなので助けに来てくれるとかよかったです。 (2021年4月18日 21時) (レス) id: 9cc13c76b3 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - 復活待ってます!すごく面白かったです! (2021年2月14日 12時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:バボンヌ | 作成日時:2018年6月16日 0時