降谷side ページ9
午後9時頃
部屋に行ってみると、くらい廊下に一部屋だけポツンと光があった。
まだ残ってたんだな。 ドアを静かに開けて様子を見ると何か(苗字)は考え事をしていた。
『あれ？明日の朝ごはん何にしようとしてたんだっけ…』
と独り言を呟いている。その言葉を聞いてるとまた物忘れだと思った。今朝から少し様子が可笑しいな。
鈍感…なのか…？
『はぁ…もう無理…』
「何が無理だ。諦めずに作業しろ。」
すると勢いよく(苗字)は振り返った。その仕草も少し可愛いと思ったのは内緒だ。
『降谷さん！いつからそこに居たんですか！？』
「さっきだ。あれから(苗字)から連絡が来ないから今頃まだしてるんだろうと思ってきてみた。」
『ありがとうございます、ですが…』
何け言おうとした瞬間(苗字)が考え込んだ。
その瞬間に顔が真っ赤になった。何を考えてるんだ。こっちまで何か恥ずかしくなるだろう…
「何顔を赤くしてるんだ。さっさと終わらせるぞ」
上司の本気を見せてやるか。ジャケットを脱ぎ腕まくりをする。
『降谷さん！私の事はいいので帰っててください！』
その気遣いも俺の好きなところかだが、女性に夜更かしはあまり良くないし、部下が困ってる時に帰る上司は俺からしたら最悪だ。
「部下が困ってるんだ。ほっとくわけにはいかないだろう」
そう言って猛スピードでキーボードを打つ。頑張って夜中の1時になりそうだな…
『本当にありがとうございます。』
(苗字)がそう言うと黙々と作業し始めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 135人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「降谷零」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
バボンヌ(プロフ) - ジャッキー様 コメントありがとうございます！ くっつけるつもりです！ (2018年7月9日 2時) (
レス) id: 774f9a4233 (このIDを非表示/違反報告)
ジャッキー(プロフ) - ちゃんと、夢主は降谷さんとくっつくんでしょうか？更新頑張って下さい。 (2018年7月8日 16時) (レス) id: a57a650362 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為です、ルールをちゃんと理解の上作品を作って下さい (2018年6月14日 5時) (レス) id: 1abc2673bf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：バボンヌ | 作成日時：2018年6月14日 0時
