君と僕の15の約束

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今日からまた仕事か...

俺、頑張るからもう少し待っててな。

お前の望みを叶えてからもう1回会いに行くから...



今日は確か、浦島坂田船でLIVEの打ち合わせだったな...

打ち合わせ場所に入ると中にはうらたさんがいた



｢あれ...まーしぃ、もういいの...?｣

｢うん。大丈夫｣

｢...無理すんなよ？｣

｢ありがとう｣



思わず苦笑いになる

いつまでも周りに迷惑は掛けられないから...

気を使わせて申し訳ないな



｢おはようございます〜｣

｢｢おはよう｣｣



センラさんは俺を見て一瞬固まったけど笑顔を向けてくれた



しばらく各自スマホをいじったりして待っていると

外が騒がしくなる



｢遅れてごめん！！！｣



騒がしく入ってきたのは坂田



｢って...まーしぃ...｣

｢お前、遅れるなら連絡入れろよ｣

｢え、あ、ごめん...｣



何か言いたそうだったか時間も時間なので打ち合わせを始める


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いい感じに打ち合わせも終わり


｢飯食いに行こうぜ！｣


といううらたさんの提案で皆で焼肉に来た

皆で積もる話もして帰る時



｢あっ...財布忘れた...｣



坂田が慌てたように言う。



｢何やってんだよー｣

｢どこに忘れたん？｣



坂田は考え込む



｢あ...家や...

朝、遅刻しそうになって急いで来た時忘れた｣



と泣きそうな声で言う



｢仕方ねぇな、今日はみんな分奢ってやるよ｣



俺は4人分の会計を済ませた



｢えっでも...｣

｢俺らは財布持ってますし...｣



坂田は財布を忘れたから論外だが
2人は申し訳なさそうにしている



｢...んー、迷惑かけた分と普段からの感謝ってことで｣



そう言って俺は手を振りながら家に向かって歩き出した




____人に優しくした後に見返りを求めちゃいけません____

いくら、仲が良くても『親しい仲にも礼儀あり』だよ。

ツンデレなのはよく分かってるけど、たまには沢山優しくしてあげてね。

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