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ふたつめ ページ2

「清弦さん、私が死んでも、何もしないで下さいね。私、死んだらゆっくり腐って蒸発して死にたいんです。禍野に私は出られないから、戦って死にたくても死ねないから、禍野で死ぬのとは違う死に方がいいです。焼かれたら、ケガレに喰われるのと同じだから、ゆっくり消えさせて下さいね」

私の言葉に、清弦さんは目を見開いた。そりゃそうだろう。弟子に死への持論を語られたのだから。

「あぁ〜、出来る限り希望に沿った消え方はさせてやるから、しばらくは生きて、まっすぐ立って歩いてろぉ〜」

まさか清弦さんがそう言ってくれるとは。でも最後に条件付け加えられてるのか。

「お前が生きてる間は何かあったら聞いてやる。いつでも帰ってこい」

「はは、清弦さん、何かあったらその時は死ぬときですよ。死んでなお相談しに来いってことですか」

「お前は本当可愛げのねぇガキだよなぁ」

「ほら、私聡明ですから」

「どの口が言うか」

会話が無くても船にいた間は暖かかったのに、船から降りたあとは異様に寒かった。

みっつめ→←ひとつめ



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猫谷川 - はい。ありがとうございます。 (2018年10月28日 15時) (レス) id: 3fcb13ae47 (このIDを非表示/違反報告)
硝子体(プロフ) - 猫谷川さん» ありがとうございます! 子供の性別は特に決めてはいないので、脳内補完してもらえればと。気ままに書いてみたりしますので、またお会いできれば、そのときに。 (2018年10月28日 15時) (レス) id: 63db8499a6 (このIDを非表示/違反報告)
猫谷川 - ありがとうございます!ゆう君?ゆうちゃん?も出てきてくれて良かったです。やっぱりいいですね! (2018年10月28日 14時) (レス) id: 3fcb13ae47 (このIDを非表示/違反報告)
硝子体(プロフ) - 猫谷川さん» 了解しました! 少しだけお待ちください! (2018年10月28日 7時) (レス) id: 63db8499a6 (このIDを非表示/違反報告)
猫谷川 - ではいいですか?その、もし元気だったらと考えてしまい泣いてしまったので勘九郎さんと幸せなところを読みたいです。 (2018年10月28日 2時) (レス) id: 3fcb13ae47 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:硝子体 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年2月11日 17時

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