PIERROT (ページ40)

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照「途中でまたキツくなって

事故でも起こしたらどうするんだよ」

自分中心で考えすぎていたことに、

その言葉でやっと気がついた。

企画中、面白いさっくんでいるのは、

メンバーやスタッフのためだと思ってた。

でも、冷静になれば

体力温存だとか、

そんな理由は俺の勝手な都合で、

途中でパニックになって事故でも起こしたら

それこそ全員に迷惑がかかる。

運転は照にお願いした。

阿「佐久間、こっちおいで」

1番奥の窓側の席に阿部が座らせてくれる。

阿「しんどかったらすぐ言って。

無理して喋らなくて大丈夫だからね。」

ふわふわと頭を撫でられて、

また、自然と口角が上がる。

前の席では、

ラウールと康二がめめの隣を争っていて。

宮「喧嘩しないの。

途中で交代すればいいんじゃない？」

かっこよく年下組を宥めるだてさんの肩には

頭を乗せて既に眠りの体制に入っている翔太。

深「あーーーー！

ヒトに運転させて、出発前から

寝る気満々の人がいる！！

翔太に運転させるぞこら！」

岩「1番他人事の

免許持ってないお前が言うな」

照の発言に、車内は笑いに包まれて。

久々に、楽しい旅行になるのかも。

なんて、期待していた。

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残りのページ数が少なくなってきて、作者は焦ってきております。ページごとの文字数がどんどん多くなり、読みにくくてごめんなさい。

過去ページにも修正を加えながら今後も更新していきますので、ぜひ最後までよろしくお願いします。