今日:3 hit、昨日:7 hit、合計:93,712 hit
小｜中｜大
・ ページ38
岩本side.
佐久間がトイレで戻していた日。
目が覚めた佐久間の言葉が頭から離れない。
“ あの、…すみませんでした。”
は？
思わず口に出てしまっていた。
なんだよ、それ。
そんな、他人事みたいに。
そんな言葉、いらねぇよ。
俺が欲しいのは、そんな言葉じゃないのに。
助けてくれって、
泣き叫んで、
八つ当たりでもされた方がよっぽどマシだ。
康二に諭されて、
感謝してくれると思えば、
心無い敬語で返ってきて。
なんなんだよ、ほんと。
最近は個人の仕事が多くて、
久々に会った佐久間は
前回よりはいい顔をしていて。
いや、前回が最悪過ぎただけで、
まだまだ以前のキレと輝きはないんだけど。
なるべく無理させないように、
静かに見張っておこうと、
心に決めて家を出たのに。
どうしてまたこいつは。
佐「珍しく佐久間さん、運転しちゃおっかな！？」
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 175人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：昴 | 作成日時：2021年2月23日 21時
