____小さな ページ5
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じぃちゃんの来ていた服は
大切な物。
私にとっても、じぃちゃんにとっても
大切な思い出。
だから涙を裾で拭くなんてできなくて
必死で手の平で顔を擦る
泣いちゃったら
せっかくのじぃちゃん達の再会を邪魔しちゃう。
もう少し落ち着いてから、
入らなきゃ…
そっと壁にもたれかかって
心を鎮める
じぃちゃんとの時間は
限られてる…
私に出来ることは、
じぃちゃんを安心させること…
それと
じぃちゃんに親孝行すること
些細な時間も、
余すことなく…噛み締めなきゃ
あっという間に、
消えてしまう。
幸せな時間…
この15年思い返せば
辛いことなんて無かった
あったのは楽しい思い出
じぃちゃんが私にくれたのは
じぃちゃんの人生そのもの
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
小さな頃に
『A…?
きっとAは僕よりも
多くの人を笑顔にしてあげれる』
そう言われた
「じぃちゃん…じゃあ私は
誰が笑顔にしてくれるの!!」
そう問いかけた事があった
なんだか、その言葉が嫌で仕方なかった時期もあった
『それは僕がAを、笑顔にするから
その分他の人に幸せをあげて欲しい』
「…じゃあ…じぃちゃんは?
誰が笑顔にするの?今、 幸せなの?」
『あぁ もちろん
Aが僕の宝物だからね
幸せだよ』
そう言って高い高いをされて
青く綺麗な空が目に映り
それを写したような、曇りのない空は
じぃちゃんそのもので…
空色の髪はじぃちゃんと、お揃いで
誇らしくも思えた
幼心ながら
何故か、
じぃちゃんが綺麗だと思えた。
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ルーター(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしてます! (3月17日 12時) (レス) id: 2402fa2327 (このIDを非表示/違反報告)
蜜と蜂〜。゜(プロフ) - 寺乃さん» えっ!…そ、そうやって喜ばせて、褒めて幸せ過多でころすきなんでそ!?(乱雑に作ってる作品を読んでくれてありがとうございます( ˊ꒳ˋ ) (2月21日 17時) (レス) id: 0f4d50f91c (このIDを非表示/違反報告)
寺乃(プロフ) - 蜜と蜂さんの作品どれも大好きなんですが、このお話も言葉じゃ伝わりきれないくらい好きです✨応援してます! (2月21日 15時) (レス) id: 814390a70f (このIDを非表示/違反報告)
蜜と蜂〜。゜(プロフ) - りこまるさん» 見つけてくれて、ありがとうございますっ🙇 (2月20日 21時) (レス) id: 0f4d50f91c (このIDを非表示/違反報告)
蜜と蜂〜。゜(プロフ) - 柏餅さん» 1話を見て確実にヒンメルはそんな言葉をいいそう…と思って書いてみました笑 ちょっと力作なんですよ( ・´ー・`)ドヤァ (2月20日 21時) (レス) id: 0f4d50f91c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:脳内事故 | 作成日時:2024年2月18日 2時