悟より今彼は、いい男だよ？≠【五条悟≠キルア】呪術廻戦 H×H

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_Aside




いつの間にか泣き疲れて眠っていたA


目を覚ませば



真っ暗な部屋



カチカチと時計の音が鳴り響く






「……悟……??」




そう呼びかけても
返ってくることの無い返事




その事実に
また打ちのめされていく





悟は私のこと…何とも思っていない証拠


付き合って貰えてるのに
我儘なのかな



ギュッと毛布を握り締め
悲しみを耐える




自分がクヨクヨしているのが
嫌になってくる




気怠い体を起こし
机を見れば

カピカピになったご飯



嗚呼、限界だ



私が私じゃなくなっていく




片付けをし
冷えた肉じゃがを温め直し
ご飯を食べる



惨めで、悲しくてまた涙が溢れた



付き合うってこんなんだっけ？
一方的に要望を聞いて




あぁ、こんなの召使いじゃん。





というか、彼女というより
召使いの方がお似合いだ。


そう思えば心も楽になる

ご尊顔を拝見するために
召使いやってます…みたいな




そっちの方が幾分マシだ。





キスもその先もしなければ大丈夫

傷つかない。




彼女じゃないんだから。



そう自分に言い聞かせ、慰める



虚しくてまた、涙が溢れた

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