悟より今彼は、いい男だよ？≠【五条悟≠キルア】呪術廻戦 H×H

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キルア君に
手を繋がれ歩いていれば
スマホが鳴った





振り返り
キルア君は


『……電話か？』


そう問いかけられ

画面を見れば




悟。



その表示に、顔が強ばった

何……急に


色んな気持ちが押し寄せたけど
今はキルア君が支えてくれるから……


すぐにスマホをバックにしまい
笑顔を取り繕う



「ん！何でもないよ」




『……おぃ、ちょっとスピード上げるぞ』



急に後ろを見つめ
私の腰を引き寄せ
早歩きになる




突然のことに驚いていれば


「えっ！？あっ！ど、どうしたの？」



その瞬間、急に足が地面から離れた





目の前にはキルア君のご尊顔が
先程よりも近づいて
硬い胸板


背中と膝裏に回された手の感触





「ｯ……えっ……ぁ」




照れそうになった瞬間
世界から落ちていくような下降感




「……ｯへぁ！？」




間抜けな声が溢れた
現状把握が出来ないのに突然の問いかけ


『おい！アンタの元彼
一般人じゃねぇだろ！』



少し焦りを覚える声と
キルア君の顔が、大人びて
雰囲気がピリピリとする




「え、ぁ、キルア君と同じ綺麗な顔……としか」




認識してるのはそこだけだった
あと、最低な男

＿＿＿鉢合わせ→←↓

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