悟より今彼は、いい男だよ？≠【五条悟≠キルア】呪術廻戦 H×H

＿＿問 ページ23

＿＿＿＿




最低…


どの面下げて来たの…

なんて言える訳もなく
馬鹿みたいに素直に
ドアを解除し開けて迎え入れる私は大馬鹿者



「……ｯ…なに」




『Aに会いたかったから』




そう言われ抱きしめられ
ギュッと胸が苦しくて嬉しくて


唇を噛んだ。



分かってか、分からずか
そんな態度の変化に
違和感と
それと同時に浮気をしていた事が黒だと言っている



真っ白で綺麗な悟の行いは真っ黒で…
歪で美しい生き物に見えた





「……ｯ…や。やめて…」




モヤモヤが私の心を覆って
その予想は確証に変わって

灰色に染まる心




『…僕が会いに来たのに素っ気なくない？』




そんな上から目線で言う発言に
心底、ゾッとする。



なのに、好きで
悟は私の求めていた天使のような外見





「……ｯ」


これを手放したら私は
生きていけんのかな




まだ耐えれる。
絶えれる。




「…さ、悟…き、昨日さ…女の人…」



プツプツとキーワードを出した




これで否定してくれ
なんて、心の奥底で願う自分がいる






『……あ〜、見られちゃった？』



呆気なくその希望は絶望に
突き落としてくるような返答で

「………ｯへ??」



間抜けな声が出た





『僕の事、好きなら許してよ』



その言葉に、真っ黒に染まった。


救いの糸なんて
最初から無かったのに
微かな期待をした私が悔しい

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