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『そうだ、俺は出掛けるから』
「え、どこに!?」
『少し呼ばれてしまったんだ
俺が帰るまで、寂しいかもしれないが
ちゃ〜んと待っておくれよ』
「へぇ…逃げるチャンスじゃん」
冗談で言えば
首を傾げ笑顔を向けるだけ
逆に怖い
『寂しくないよう、俺を置いて行こう』
「俺??」
『手を出してごらん』
「なんなの……？」
扇子で私の手を仰いだ
霧のような物が、漂う
小さな童磨が
私の手の上に
扇子を持って寛いでいる
なんか、可愛いく見えちゃうの不思議
童磨なのに
「……可愛い
あ、早く帰ってきなさいよ！
夜は出掛けて、着物買ってもらうんだから」
『あぁ、分かったよ』
ヘラヘラと笑い
手を振る童磨
「ん、あとお土産も
よろしくね〜！」
『俺の妻は、我儘だなぁ』
「そんなとこも、好きでしょ」
『嗚呼、全部ひっくるめて愛してるさ。』
頬を撫でられ
目を瞑る
この手つきは好き
優しくて、
愛されてるような手つき
童磨にとって
私は世界に1人だけ
私だけに毎日してくれるから
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yor - 続編楽しみに待っております!! (9月8日 21時) (
レス) @page21 id: 2041e47e46 (このIDを非表示/違反報告)
青白の狼(プロフ) - しのぶちゃんが、童磨と夢主のやり取りを見て、どう思ったのか気になります。 (7月14日 12時) (レス) id: 28fcd9b504 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - 続編楽しみに待っております。現世編ではヒロインちゃんと童磨がどのように関わっていくのか気になります。 (7月14日 0時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
0aa2t4497251v4j(プロフ) - 続編楽しみに待っております (7月13日 23時) (レス) @page21 id: b21cc666ef (このIDを非表示/違反報告)
____蜂蜜(プロフ) - kanayamamoto112さん» 泣けるのか不安でしたが！良かったです笑ここまで読んでくれてありがとうございました🥺 (7月13日 23時) (レス) id: 878e5d06f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：脳内事故
| 作成日時：2023年7月10日 17時
