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。
「友実！あ、あたし、
振られたけどふられてないかも！
なんか！なんか！
友達としてお互い好きだったらって！」
友「……普通に喋れや」
「でね！
今日見に行ってもいいって！」
友「よかったやん??」
「幸せ……付き合えなくても
すごーく幸せ」
友「ふふ、せやな、楽しみやなぁ」
支離滅裂な発言に友達は
微笑んでくれた
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放課後の体育館
「きゃーーー！！ツムくーん！」
「治くーーーん！！」
今日も双子のファンはたのしそう
そして私も幸せだ、
「北くん！頑張って!!」
何となく声援に混じって声を上げれば
こちらを見た北君
目が合ってまた照れる……
コクリと頷く北君
もう全てが嬉しい
引っ越す前に
積極的になるって決めた
叶わなくても
思い出は良くしたいから
自己満だけど……
友「なぁ、ほんまに引っ越すん？」
「そうだと思うよ八割型」
友「もし、付き合えたらどうするん？」
「付き合えるわけない……だから
積極的に思い出残すんだ！」
笑顔で言えば
複雑そうにする友実
友「なぁらちゃんと朝も放課後も
差し出ししたら？」
「何を？」
友「スポドリ??」
「わかった！！」
早速明日らから実行しよう
片付けをするバレー部
下に降り、
北君に駆け寄る
「今日も、かっこよかった！
今日も好き！お疲れ様です！」
それだけを伝え、言い逃げする
北『……』
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
誰も見てない中
北が照れてたなんて誰もしらない
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作者名：脳内事故
| 作成日時：2023年6月28日 0時
