狐の嫁入り！【ＨＱ北信介】 (ページ35)

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。

こんな一目惚れで

一緒にいれるなんて、中々ないよね…

勇気をだして良かった…

たった1日なのに
避けたりする事が
長く感じた。

沢山帰り道は話をした

ふと思った…

大学ってどうするんだろ…

「ねぇ、北くんは進学するの？」

きっと頭もいいし…
いい所いくんだろうな

『進学はせんよ、
農業を継ぐからな』

「えっ、そうなの？
お米とか？」

『せやな
進学するんか？』

「北くんの作るお米…買いたい！
すると思うんだぁ」

『…作ったら教えたるわ
なんや、やりたいことあるんか？』

「んー、なんとなく…？
親もなんだか、一応卒業しとけってさ」

『親に感謝せなあかんな』

「うん、感謝してる
北くんの事も応援してくれたんだぁ」

複雑そうな顔をする北くん
重かったか…

そう心配する

『仲ええんやな』

サラッと返してくれてほっとする

「あ、でも…
酷いんだよ！
みんな北くんに当たって砕けろって」

笑いながら言えば

『…振られる分かっててなんで
言ったんや』

不思議そうな顔で言う

「え？何も言わずに学生終わるの嫌だし
思い出作りかな？」

転校するなんて言えない
言ったら無駄だと思われそうで

『そんなもんなんやな…』

「初恋だから、すぐに諦めたくないの」

あっとゆう間にバス停についた

自分のバスが来るタイミング

ずっと言いたかった事を

「北くん、今日も大好き！
一緒に帰ってくれてありがと！
また明日！」

恥ずかしくて、直ぐにバスに乗りこんだ。
所謂、いい逃げ

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