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話が終わり
照れくさくて、
無言で一緒にボールを拭いた
でも心はポカポカする…
北くんと同じ空間にいれる…
その事が、また嬉しくて
無言の中
切り出したのは北くんだった
『はよ帰らな、暗なってしまうで』
そう声をかけられて
嫌だと思った
もっと一緒にいたい
「…えと、大丈夫だよ！
バスで帰ってるし」
『女の子が夜道は危険や
はよ帰らなあかん』
「…大丈夫！手を出されるほど
可愛くないし！今まで無かったよ！」
笑顔で言えば
『可愛いと思うわ
確率の問題や。わざわざ危険に合わんよう
リスクを減らすべきや』
可愛い…ってすごく照れる…
北くんに言われると
今まででの人の中で1番嬉しい…
舞い上がってしまう
「…えと、でも、一緒にいたい」
顔は真っ赤だろう
俯きながら、思いを告げた
今はこの幸せを噛み締めたい…
『なら、はよ終わらせて帰ろか
途中まで送るわ』
顔を上げれば私の顔を見て
目を丸くして
笑った北くん
その笑顔を向けられて
一緒にいれることが…
…嬉しい
その発言や、表情だけで
もう死んでしまいそうなくらい
大好きが溢れる
、
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作者名：脳内事故
| 作成日時：2023年6月28日 0時
