狐の嫁入り！【ＨＱ北信介】 (ページ25)

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_部活ページ25

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避けても無意味なのに

ひたすら休み時間は避けた

遂に憂鬱な時間

部活だ。

ミーティングが始まり

ひたすら目すら合わせられず
みんなの後ろに紛れながら

北くんの目に映らないよう
みんなのサポートをする

主将である北くんが
挨拶をする

ギュッと締め付けられる感覚

『お前ら気を引き締めてやるんやぞ
あと、マネージャーは部活終わり
話したいことがあるから残ってもらうで
ほな、各自始め』

ピリつく空気

ただでさえ、引き締まるような空気なのに
尚更…
不安で仕方ない私は
吐きそうなほど緊張する

何を言われるのか
怖くて仕方がない。

きっと、部活が終われば
忘れてくれるかも

そう思いながら

みんなのスポドリを用意する

。

『なんや、呼ばれてましたけど
嬉しいんやないですか？』

ニコニコと聞いてくる宮くんのどっちか

『くだらん事きいとったら
怒られるで』

双子ちゃんが
今はいい人に見える←
謎に追い詰められる心理だと
苦手意識もう薄れる

「え、きっとなんでもないと思う！
スポドリの濃さは昨日と一緒で大丈夫かな？」

話を切り替えるように聞けば

『ばっちしです』

『そんな気にせんと、適当でええよ』

人懐っこい笑みを浮かべてくれる双子

「ははっ、ありがとね！
宮くんは優しいね」

こんな会話ですら
癒しに思える

いつもなら苦手なのに

『そいやA先輩って
俺らの事苦手やんな』

『は！？そぉーなん！？』

唐突にぶっ込まれる発言

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