擦れた女 落とし方 【宮 侑・宮治】

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家に帰って、

侑と治は東京バナナを食べながら




『なぁ…どう思う？』


『は？何の事や』




『…姉ちゃん…』



治『俺はありやな』

侑『ごっつい…擦れとるで？』




治『俺…付き合ってもいいかも』


侑『はぁ!?んな事聞いとらんわ！』



治『やから、手を出すなよ』


侑『はぁ!?そんなん勝手に決めんなや！』


治『俺が最初にありゆーたから
後から言うなや！』



侑『俺もありやと思ってますけどーー！』





ごちゃごちゃと喧嘩をする双子






――――――――――

その頃


Aside

…



「婆ちゃんただいま〜」



『おかえり、大変だったね』


そう声をかけられ
安心しつつ



タバコ臭くないか確認しながら
近づく



マスクをして口臭を隠し



婆ちゃんに抱きついた



『あんた、タバコ臭いな』


「…うぇ…!?…気のせいじゃない？」



『うちは禁煙や』



「はーい…」




クンクンと匂いをかいでもわからないけど
なんなんだ…



バレた理由は…


そう考えていれば



ぶぇっくちゅん!!!!




盛大なくしゃみ



なんか、やな予感するけど
まぁ…新しいとこで
ゆるーくニート生活楽しもう〜



職探ししなきゃねぇ…



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