今日:13 hit、昨日:48 hit、合計:26,869 hit
小|中|大
_ ページ35
_
ピッタリと私にくっついて
擦り寄る双子
「……大型犬飼うの大変なんだなぁ」
双子が大型犬に見えて
この2匹の世話をする親って
本当にすごいなぁ
なんて染み染み思う
『誰が大型犬やねん!』
ツッコミを入れる侑を
無視しながら
目を瞑る
少しの緊張の糸が
解けて安心してしまう
多分、2人は私を気遣って
私の手を繋いだり
泊まってくれてるんだと思う
そう思うと
「ありがとね…気を使ってくれて」
小さく小さく呟いた
『………別に使ってへん』
こういう時にツンツンする侑
『…好きな女守るんは当たり前や』
男らしさをさり気なく見せてくる治
正反対の2人に
笑ってしまう
「…そっか。 ありがと」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
186人がお気に入り
186人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:脳内事故 | 作成日時:2023年6月19日 13時