_ ページ29
_
『もしもーし!なんや!
俺に電話してきて……もしかし』
ハイテンションな侑に被せて話す
「ごめん、コンビニきて、
助けてくれない?」
そう言えば
『は……?何があったん?』
「昼間のカフェの男」
『コンビニから絶対でんなや』
低い声で命令口調の侑に驚いた
「…てことで、彼氏来るから諦めて」
『……へぇ。双子??』
「…あんたに答える義理はないから
さっさとどっか行って」
離れようとすれば
腕を捕まれ
ズルズルと外に引きずられる
流石に男の力には叶わない
店員は痴話喧嘩だと思ってるのか
見て見ぬふり
恐怖が募りすぎて、怒りに変わっていく
「触んな!離せ!!このストーカー!!」
本当に力強すぎ!
腕が痛い
踏ん張っても
引きずられていく体
本当にやばい
『ええ加減にせぇや!』
飛び蹴り??
目の前からストーカーが消え、
手から痛みも消えた
胸ぐらを掴んで、殴る双子……
鈍い音が聞こえ驚いた
『お前、付け上がるのもええ加減にせぇや』
『誰の女に手出しとるんや……』
186人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:脳内事故 | 作成日時:2023年6月19日 13時