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『どうぞ』
笑みを貼り付ける的場さんに驚く
「……ッあ、ありがとうございます」
急いで出れば
森の中……
不思議な感覚に陥る
『…そうだ、
強い妖にどれだけ気に入られているか
少し教えてくれませんか?』
「……え……ッと……どうすれば?」
そう聞き返せば
『そうですね
嗚呼、そろそろ会合が開かれるので
その時に……
囮になってください』
この人は見定めている……
まだ100%の信用をしていない
「……ッいいですよ」
本当に私が血筋ありきの関係
でなきゃ友人関係も成り立たない……
「…その会合は
色々な人が来るんですか?」
『えぇ、名のある払い屋が……
ほとんどが的場の傘下ですが』
クスリと笑い
遠くを見つめる目付き
なんだか、この人は
何にも信じてないようで
寂しげに見えた
「的場さんは……
昔から払い屋ですか?
その片目って……」
『ふふ、うちの一門は
払い屋家業です。』
ずいっと顔を寄せられ驚けば
『この目がどうなってるか
気になりますか?』
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あまね(プロフ) - 的場さんおちも見て見たいです、、、、、、、 (10月5日 20時) (レス) @page6 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:脳内麻薬 | 作成日時:2023年6月3日 23時