君を餌付ける_⁴<チェンソーマン>

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口のものを飲み込んだ瞬間




『おぃ、テメェどうゆう事だ！
俺はまだ君付けで
オマエは呼び捨てって！



しかもだ！
Aの事も呼び捨てで
俺の女だぞ！！』





地団駄をしながら
指をさし、めちゃくちゃ怒ってる




意外すぎて
ちょっと吹き出しそうになる




気づいた事に少し驚いた





デンジ君はそんなの
分からないかと思ってたから(失礼)







『……一昨日言った通りだろ
お前 Aさんの事見てねぇだろ』




その発言に、
ﾄﾞｸﾘと嫌な音を立てる心臓




「……は？」



『Aさんは、お前なんかには
勿体ないから諦めろよ』





箸が止まり、
咀嚼すら煩わしくなる




無言になり
拳を握りしめたデンジ君




顔を上げ


『……ｯ俺は大切に思ってんだよ

じゃあ、やってやるよ！
お前と俺どっちが相応しいかよォ!!』





唐突に、思いつく返しに唖然とし
笑ってしまう




「ふふ、デンジ君……ｯ
そうゆう所好きだよ」


ポカンとした表情のアキさん




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