君を餌付ける_⁴<チェンソーマン>

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定時になり、帰れば
デンジ君



なんだか、久しぶりに感じた


一日半振り



「お邪魔します」




そう言いながら入る


デンジ君とは目を合わせないようにした



なんだか、
マキマさんからしたら
私はデンジ君に依存してる

それを否定できなくて




少しでも離れたくなったから



『…Aさん、なぁ』



「…ｯ今日何食べたい？」





『…なぁって！』

大きな声でびっくりすれば
腕を掴まれた


『…ｯんで、目ぇ合わせねぇんだよ』






「…やだな、合わせてない訳じゃないよ」




目を合わせれば

焦っているデンジ君



『…そっか。
俺からなんで離れていくんだよ』




「離れてないよ、現にこうし…て」




見つめられれば、
嫌に後ろめたくなる



『…ｯ俺、Aさんが好きだし
誰にも譲りたくねぇ

ちゃんとした職にもついたしよ』



「…うん」


『その、お、俺と…つ…ッ』




真っ赤な顔で
必死で何かを言おうとする





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