愛しの親父殿 (ページ9)

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__悲痛※ ページ9

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にこやかに笑う男
手には力が入っていく

痛い。

びくともしない。
体が強ばっていく。

恐怖と不快感の中
思考は

リリアは……本当に私を
置いていったのか

巣立ち……？

今までずっと、育ててもらっていたのだ。
もう、独り立ちしてもおかしくない年齢……

それで街に来たのだと思えば、

合致した。

でなきゃ……急に連れ出したりなんて……

そうこうしてるうちに
体は路地の上に打ち付けられ
男に組み敷かれていた。

鈍い痛みが走る

名前もしらない男
嫌悪感、脱力感、絶望

体の痛みよりも、心が苦しい。

『おいおい、そんな顔されると
こっちまで罪悪感だよ』

鼻で笑う男。
凄く楽しんでいるのが見て取れる

何をされるかなんて
具体的には分からない。

ただそうゆう、行為があるのは知っている

男は未だ片手で
私の両手を掴み抑えていた

器用に服を脱がし手入れてきた。

気持ちが悪い……
触られても、嫌悪しかなく
なんにも感じない
胸が痛い

発育途中の体

唇を奪われ
舌をねじ込まれた

ねっとりと私の舌を絡めとる
逃げ場はないかのように
深く深く

不意に涙が零れた

怖くて……気持ち悪くて
体も動かなくなっていく

こんな行為、したくない。
どうせなら、リリアと……
キスもその先も。

舌を思いっきり噛めば

『ｯ痛てぇなぁ……ははっ』

血が伝う唇

不快な血液の味が広がる

男は笑いながら私の服を破りだす

「……ｯいや……やめｯ……ｯひｯぅ」

怖くて震えて声すら出せずに
身を縮こめる

『たーんと慣らそうな。
快楽を覚えさせるまで俺が買ってやる』

両足を持ち上げられ
足の付け根に顔を埋める

ひたすら体をばたつかせるも

腰をきつく捕まれ
顔を足の間に埋める男

「……!?ｨｱ!!!」

秘部に舌が這わされる

温くて、ぬるぬるとした舌

ジンジンと変な感覚に襲われる

怖い……なに……嫌だ……やだ

「やだ！やだァ!!!リリア!!!
助けてリリアぁ！」

嗚咽と涙で必死に叫んだ。

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