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リリアに撫でられ眠り







目を覚ますと
16時。



もう日も沈みかけ
ちょうどいい日差し。


欠伸をし、床から抜け
リビングに顔を出すと
朝ごはんを用意するリリア。




「クフフ、起きたか?」

「おはよ。りりぁ」
少し眠たいが、目を擦り椅子へ座る



「寝坊助じゃのぅ、寝癖が付いておる」

そっと頭を撫でられる華奢で
優しくて丁寧な手つき……



心地がいい


目を瞑り、堪能しながら


頭は別のことを考え出す


華奢な少年、
全然歳を取らない
中性的で自慢のお義父さん


とでも本来なら思うのだろう。


だが、お義父さんとは思えない
育ててくれたとしても、
それがなぜだか分からない。


自分の気持ちを、
あまり考えることもなかったのは
人と関わらないせいか。


本で感情を感じることはできるから
必要となんてしなかった。










そうこう考えつつ、
食事を終え、身なりをある程度整えた。








昨日のような
不安は、なぜか消えていた




リリアが撫でてくれていたせいか?



不思議だった。







……

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もも - とっても面白いです!更新頑張ってください! (8月13日 10時) (レス) @page26 id: cb23da01f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:脳内麻薬 | 作成日時:2022年6月15日 13時

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