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リリアの負担になりたくない……


なのに……




「私を捨てないで。独りにしないで

育ててくれた事は感謝してる


けど……ずっと一緒に
いれるならなんでもするから……」


本心が溢れて止まらなかった



今のリリアの気持ちを
利用するかのようで
心苦しい




汚れてる私を受け入れてくれるのは


もう……リリアだけ……
そう思ってしまった



ふわりと私を壊れ物のように
抱きしめた。



リ『捨てるわけないじゃろ
お主はわしの宝物じゃ』


「りりぁ……」


言葉に出せない思いが
せり上がってきた。



リ「大丈夫。大丈夫じゃ。
少し眠れ。まだ疲れておるじゃろ」




トントンと
一定のリズムを刻む。
子供をあやす様に私に触れる。




その感覚が心地よくて

疲労で意識を手放した。







_黒→←_



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もも - とっても面白いです!更新頑張ってください! (8月13日 10時) (レス) @page26 id: cb23da01f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:脳内麻薬 | 作成日時:2022年6月15日 13時

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