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_リリアside ページ12
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『のぉ、A』
話しかけても返答もない
てっきり後ろを付いてきている
勝手に思い込んでいた。
振り返るとそこには
姿はなく。
見渡してもおらず、
きっと書店にいるんだろうと
勝手に思っていた。
もう14歳
ワシの手を離れていく
反抗期もあるやも知れぬ。
成長の過程を知っている為か
思い返してみれば、笑みが零れた。
少し喫茶店で、新作の紅茶を飲んでいた
かれこれ1時間半……
可笑しい。
謎の焦りが、唐突に襲ってきた。
すぐさま高台で街を見渡すが
ローブを被った女の子は見つからない
まさか、と思い裏路地の
売春婦達のところに行く。
検討はずれ。
色んな場所を探した。
目を瞑り
集中し捜していると……
声が聞こえたきがした。
涙声。
くぐもる声
頭の中で警報がなり続けた
急いで行くとそこには
組み敷かれ、体を露にされ
行為中の、男女……
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作者名：脳内麻薬
| 作成日時：2022年6月15日 13時
