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「りりあ!今日はお外でご飯したい!」




リ「それはピクニックとやらだな?」

「ん!ぴくにっくいく!!」


リ「ワシが栄養満点で
美味しご飯を作ってやろう!
それまで本でも読んで待っておれ」




「やったー!りりあのご飯美味しい!」




そう、彼女は生まれてこの方
リリアのご飯しか食べたことがない。


味覚は生まれてから
家庭の味で育つ。

リリアがおふくろの味。



黒しか食卓に並ばないとゆう
おぞましい光景だ。





リリアは初めて
女の子を育てようとしている。


男の子なら鍛えてやる所だが
女の子の為、
めいいっぱい甘えさせ
叶えれることは叶え
常識ある淑女に育てあげる。

それが目標のようだ。







「りりあーっ、まだぁ?
1時間まったよー?」



リ「そう焦るな。そなたの為に
栄養満点のサンドウィッチとゆうものを
作っておるのじゃ」



「りりあの恋人になるために
Aも覚える!」


リ「恋人とな?どんな本を読んだのじゃ」

子供の頃から本を読ませ
字を教えていた。
本の影響をとても受けやすい




「えっとねぇー、ロミオとジュリエット」


リ「そうかそうか。いい話じゃろ」


「んーぅ、なんかやな話だった!」


リ「なぜじゃ?ヒトは愛だとゆうんじゃぞ?」


「愛はそんな悲しいの?
物語はハッピーじゃなきゃやだなぁ」


リ「そうじゃなぁ。
だがそうゆう物語も然り
人生とは難しいものなのじゃよ」



「じゃあ、Aはハッピーだぁ
リリアと一緒にいれるから」


ふふっと笑う子供。


なぜか達観したような7歳とは思えない発言
本を読み理解させ道徳的なことを
学ばせすぎたようじゃ



いや、幼い頃から
親がいないとゆうことを打ちあけたせいか?



人の子を育てるとは大変なことだ。



子供らしく駆け回る姿があっても
おかしくないが、
時折見せる大人びた表情
不思議な子を拾ったものじゃ



そう考えていると
あっとゆう間に煮詰まり
黒く小さくなった物体。



食パンに挟めば完成!!!


リ「なかなかの出来じゃ!!!」


「りりあすごいー!早くいこ!」






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もも - とっても面白いです!更新頑張ってください! (8月13日 10時) (レス) @page26 id: cb23da01f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:脳内麻薬 | 作成日時:2022年6月15日 13時

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